人事担当者からの
メッセージMessage

総務部長

天埜 良彦

自分の感性を生かし、心を伝え、お客様から有難うと言って頂ける喜び。そのためには、何事にも興味を示し、勉強し、受身ではなく積極的にアピールし、行動することが必要だ。いい子ぶる人はいらない。若い時にはどんどん意見を言って戦い、考えの良し悪しを判断していって自分の将来の財産にして欲しい。小さく固まらず、大きく育って欲しい。

現代は、果物、野菜など一年中食べられ、いつが旬なのか分からない。わたしは日本の四季をちょっと早く御菓子に表現し、そんな中で、お客様に季節の訪れを、目と心で感じとって頂ける和菓子という日本のよき文化を扱える仕事を誇りに思う。

「伝統」「老舗」という言葉の意味

「寛永11年(西暦1634年)の創業以来380余年の歴史があるんですよ」と答えるとまず、びっくりされます。高校野球でも伝統校の〇〇高校とよく紹介されます。それはその高校の先輩達が築いてくれた実績とその教えを守り、技術力、指導力と戦略がすぐれていると評価されているのだと思います。

弊社においても数多くの諸先輩の力で、その時代、時代にあった和菓子を提供しお客様に愛され喜んで頂き支持された結果、「両口屋是清の御菓子ならまちがいない」といって頂けるようになりました。

そのことが「伝統がある」「老舗だ」と言われる由縁。ただし、老舗としてのよき教えを守ることも重要なことではありますが、今いる我々は、常にアグレッシブにその時々のお客様のニーズに答えられる御菓子を考え、生み出し、販売することによってお客様から信頼される会社であり続けねばなりません。そうすることで、「老舗」の歴史がより積み重なっていくのです。

常に「お客様のために」を考える

社長を筆頭に社員全員が、「お客様のために」を考え、製造から販売まで、それぞれの立場でどうしたらお客様にご満足頂けるかを常に考え、実行しています。

今、お客様は美味しい御菓子は当たり前で、より安全で安心な商品、又、より良いサービスを求める厳しい目をお持ちです。お客様の声を一つ一つ大切に受け止め、次に継なげるよう努めてまいります。